弁護士コラム

2017/05

山笑う

浦田 修志

 この前の日曜日は梅雨入り前の絶好の行楽日和。なので今回は私事で恐縮ですが趣味の話を・・・
 私の趣味は映画と釣りです。釣りは小学生のころからはまっていて、海釣り・川釣り問わず、いろいろやりましたが、現在はもっぱら渓流のルアー釣りです。いつもは山梨県から奥多摩湖に注ぐ小菅川がホームグラウンドですが、小菅川はこのところ渇水気味なので、今回は酒匂川支流の狩川に行ってきました。ここは、自宅から1時間半程度で行ける近さと水量の豊富さが魅力です。東名高速を大井松田で降り、大雄山線の大雄山駅で日釣り券(漁協の遊漁証)を買ってから川に向かいます。

 狩川上流部の林道にかかる川入橋です。この橋のたもとから川に降りますが、ここから上流は林道が川から離れるため、4~5時間遡行しないと川から林道に上がれません。

 狩川上流部の渓相です。大きな岩がごろごろしていて、岩を這い上がったり、岩から岩へ飛び移ったりしながら遡行していきます。滑って転んでケガをすることもあります。高低差もあるので、4~5時間遡行するとかなり体力を使います。魚がいそうなポイントでルアーのキャストを繰り返しますが、ほとんど反応なし。開始から2時間ほどで1回ヒットするもバラシ(魚が針から外れて逃げてしまうこと)。

 さらに、2時間ほど遡行して、ようやく小さなヤマメをゲット。写真を撮ってすぐにリリース。

 ヤマメを釣ったポイント。白泡が消える少し奥にキャストし、ルアーが写真中央の日陰から日向に出る直前にヒット。

 釣り道具一式。ルアーは、「ミノー」と呼ばれる小魚に似た形のものを使います。いつも単独釣行のため、自分の姿は撮れませんが、腰までのウェーダーにウェーデングブーツを履きます。
 今回は気温も高く、天気も良すぎて、魚の反応は渋かったですが、新緑が美しく、まさに「山笑う」最高の季節です。渓流釣りができる体力をいつまでも維持したいと思う今日この頃です。

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